心拍確認前の流産。少しだけ見せてくれた明るい未来

diary

ほんの僅かだったけれど、明るい未来を少しだけ見させてくれたことに感謝しようと思います。

結局、思いがけず授かった3人目の妊娠は、心拍を確認できず流産という結果になりました。

妊娠初期の流産の多くは受精卵の染色体異常が原因だといわれています。そう考えると、どうすることもできなかったのだと思います。

それでも、ひとりっ子の息子をお兄ちゃんにしてあげられなかったという思いは、これからも心のどこかに残り続けるのかもしれません。

息子はとても深く考える力のある子です。

亡くなった長女のことも、普段はそんな素振りを見せることはありませんが、図鑑に載っていた女の子を見て「お姉ちゃん」と呼び、そのあとで「(ぼくの)お姉ちゃん、おうちにいない」と話したことがありました。

まだ幼いながらも、この子なりにわが家の事情をしっかり理解しているのだな、と感じました。

だから、もし無事に生まれていたら、きっと寂しさはありながらも喜んでくれたのだろうと思うと、やっぱり悲しいです。

本当に一昨日、「あなたも来年にはお兄ちゃんだね」と話していたばかりでした。

その未来が叶わなかったことを思うと、やっぱり悲しいし、つらいです。

まだ完全には流れていなくて、でも痛みだけはあります。

ただ流れていくのを待つしかなくて、できるだけ変わらない生活を送ろうとしながらも、何もできていないような感覚の時間を過ごしています。

正直、この先自分がどんなふうに感じていくのか、今はまだわかりません。

息子とゆっくり過ごしたい。

でも、身体はまだしんどい。

心も身体も追いついていなくて、今はただ休むしかないのかもしれません。

息子を園に送り届けたあとの、ひとり時間のカフェ。

産むことへの不安や、無事に生まれてきてくれるだろうかという気持ちを、少しだけ和らげてくれる場所でした。

今日も病院のあと、丁寧に淹れられた珈琲を一杯だけ。

不思議だけれど、手で淹れられた珈琲は本当にやわらかいんですよね。

機械で淹れたものとは違う温もりがあって、包み込んでくれるような優しさがありました。

今はまだ悲しいし、つらい。

でも、ほんの少しでも明るい未来を見せてくれたこと、そしてその時間を過ごせたことには感謝したいと思います。

焦らず、今はただ、自分の身体と心を休ませながら、息子との時間を大切に過ごしていきたいです。

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